いよいよ北海道の渓流も最盛期を迎えました。
各ポイントの水面では多くのライズが見られます。
大型のレインボーを求め、今回は数河川周りましたが例年よりも水位が低く、トラウト達もセレクティブな状況です。
釣行の日は幸いにも天候に恵まれ、森の中からは春ゼミの大合唱が聞こえてきます。
大型が潜んでいそうなポイントで観察をしていると、大型魚は流れてくるセミや大型の水生昆虫を好んで捕食している様子です。
魚が捕食するレーンを見極め、フライは#4~#8のビッグドライを使用します。
ゲストのEさんは自分の立ち位置と魚との距離を見極め、的確にアプローチしていきます。
水位が低い影響かレーンにとてもシビアで、少しでもズレてしまうと全く反応しません。
遡行途中に中型サイズを数匹釣り、大型が潜んでいそうなポイントでキャストを繰り返すこと数投目、水面が激しく割れました。
ヒット直後から上流へ数十メーター走り、リールの凄まじい逆転音が響きます。
すぐにスーパーレインボーだと分かったので、無理をしないように慎重にやりとりをします。
何度もダッシュを繰り返しましたが、Eさんは的確なロッドワークでストラクチャーをかわし、無事ネットインする事が出来ました。
筋肉質で重みがあり、綺麗で素晴らしいコンディションです。
歓喜の声が上がります。
数枚の写真を撮った後、弱らないように丁寧にリリースします。
翌日からの釣行も複数のスーパーレインボーと出会う事ができ、最高の釣行となりました。
シビアなキャスティングが求められる状況の多い釣行でしたが、各ポイントでしっかり良い魚達と出会う事が出来ました。
これから状況はもっと良くなるので、今後に期待したいと思います。
今回のヒットフライはテレストリ丸&テレストリ丸Ⅱ&スティミュレーター&シケイダーです。
2019年度、北海道ガイドフィッシングのご予約もまだまだ承っております。
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