遅くなってしまいましたが、カナダのスキーナリバー、スティールヘッド釣行のご報告です。
今回は1週間の旅で、釣りをした日数は5日間でした。
国際線でバンクーバーへ行き、さらに国内線でテラスへ向かいます。
現地は想像以上に暖かく、スキーナリバーの水位も程良く、とても良い状況に思えます。
しかしガイド達の話によると翌日からの天気予報は雨で、3日後には大荒れになるかもしれないとの事でした。
到着日は釣りをせず、ロッジの説明を聞いた後はフリータイムなので体を休めます。
ロッジのディナーは日本人が6人いた事もあり、焼き鳥や親子丼など馴染みのある料理が中心でした。
タックルの整理をして翌日からの釣行に備えます。
翌日は午前6時半にロッジを出発し、スキーナリバーを目指します。
初日は魚の活性が高く、早朝からドリーバーデンやカットスロートの反応が見られます。
特にピンクカラーのチューブフライが好調で、午後からは同行者がグッドサイズのコーホを釣り上げました。
ロッジへ戻った後はガイド達がミーティングをし、翌日は同じスキーナリバーでも多少違うポイントを狙ってみる事になりました。
翌日は早朝から雨が降り続き、常に霧がかかっているような雰囲気です。
ポイントをいくつか回ったところで突然反応がありました。
川底が見えるような場所でスティールヘッドがヒットし、一気に走り出します。
無理をしないように丁寧にやり取りをし、手前まで誘導します。
ネットが入りそうな距離には来ましたが、そこから中々ネットイン出来ません。
焦らずに何度かトライし、ようやくネットインに成功しました。
私の過去最大サイズで、目標だったサイズのスティールヘッドです。
あまりの嬉しさに手が震えました。
ヒットした水深は僅か20cm前後で、ウエイトのないフライを最後まで泳がせてヒットさせました。
その後は何も反応がなく、雨が強くなってきたので夕方にロッジへ戻りました。
その日はロッジで計3匹のスティールヘッドがキャッチされている事から、コンディションの良い日だったと思われます。
翌日は同じポイントへ行きましたが河川が増水し、昨日とは全く違う雰囲気になっていました。
同行者が早朝にコーホをキャッチした後、私も小さめのスティールヘッドをキャッチしました。
それからは何も反応がありません。
河川も増水が収まらず、濁りも入りつつあります。
今まであまり良くなかったポイントが増水により良いポイントになっていたため、最後はそこでやってみる事に。
予想が当たり、すぐにスティールヘッドがヒットしました。
昨日程のサイズではありませんが、遡上したてで良く走ります。
無理をしないようにゆっくり寄せてきて無事ランディング出来ました。
とてもフレッシュなスティールヘッドです。
やはりヒットした水深は浅く、軽量なフライが効果的でした。
その後はロッジへ戻り、3日目の釣りが無事終了しました。
4日目からは河川が増水し、濁りも厳しい状況でした。
釣りは出来る様子だったので諦めずにやっていると、同行者には大型のドリーバーデンがヒットしました。
私の方は何も反応がなく、4日目と5日目はノーバイトに終わりました。
今回のカナダ釣行は天候に恵まれませんでしたが、前半に目標のスティールヘッドと出会う事ができました。
ロッジスタッフも親切で、ガイドも一生懸命頑張ってくれました。
とても楽しく、とても勉強になった釣行です。
日本へ帰宅した後は今回学んだ事を基に、早速次回のフライをタイイングしています。
また来年、是非行きたいと思います。
同行者も募集していますので、気になる方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。